急性緑内障発作後の白内障手術

急性緑内障発作(急性原発閉塞隅角症)は、急激な視力低下とともに、頭痛や嘔気などを伴うこともある、重要な眼科的救急疾患の一つです。本疾患の治療として、視力を向上させる意味でも、房水流出を良くして眼圧を下げる意味でも、白内障手術は推奨されている治療法です。白内障手術は、術前に種々の眼科的検査を行ったうえで、水晶体を取り除いて眼内レンズを挿入する術式ですが、眼内レンズの度数は術前の眼科的検査の結果を勘案して決定されます。通常の症例でも、術後の屈折検査において術前に予想された度数に合致せず、強い度数の眼鏡を処方する例もありますが、本疾患では、そのようなことがより多く生じると言われています。

本論文では、急性原発閉塞隅角症に対する白内障手術について、術後の屈折の度数が異なってしまう原因として、本疾患の罹病期間と関連すると報告しました。よって、本疾患においては、早急な眼圧下降治療が必要となります。

http://link.springer.com/article/10.1007/s10384-013-0285-1?wt_mc=alerts.TOCjournals

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