散瞳薬の全身的副作用について

眼科診療において、詳細な眼底検査やレーザー、手術などを目的として、ミドリンP®点眼液などの散瞳薬を用いることがしばしばあります。局所においては、急性緑内障発作や薬物アレルギーなどの副作用を来しうるため、稀ではありますが、その使用においては慎重に行うことがあります。ミドリンP®点眼液などの散瞳薬には副交感神経遮断作用を有する薬物の他に、フェニレフリンと呼ばれる交感神経作動薬が含まれていることが多く、高血圧などの全身状態の悪化が懸念されます。
本論文は、過去の多数の論文から、フェニレフリン点眼が血圧や脈拍に影響を与えるか否かを調べたものですが、高濃度でなければ影響はなかったと報告しています。

Cardiovascular Adverse Effects of Phenylephrine Eyedrops A Systematic Review and Meta-analysis

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