亜急性原発閉塞隅角緑内障の診断について

緑内障診療ガイドラン(第三版)によれば、原発閉塞隅角緑内障の分類の中で、発症速度による分類では、「急性」と「慢性」が定義されているものの、その中間型である「亜急性」または「間欠性」は明確には定義されていません。欧州緑内障学会が発行している緑内障ガイドラインでは、「急性に類似しているが、より弱い臨床所見しかなく、自然に寛解する」と定義されています。すなわち、自覚症状があったとしても、眼科医院にかかる時には隅角所見以外には臨床所見に乏しく、診断しづらいことが考えられます。しかしながら、繰り返す発作により、視神経が次第に障害され、不可逆的な視機能障害を起こしうるため、やはり早期診断が必要になります。

本論文によると、亜急性原発閉塞隅角緑内障の唯一の自覚的所見は頭痛であり、多くは週1~2回の頭痛を経験していて、眼痛、前頭部痛、片頭痛様の症状があり、頭痛から緑内障診断までの平均期間は実に2.6年ということです。緑内障専門医に受診するきっかけは他科からの紹介が多く、73%は3人以上の他科の先生の診察を受けていたということです。

http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/24677021

 

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