アドヒアランスとpersistence

医者が処方した投薬を患者がきちんと服用しているか、点眼しているか、を示す用語に、最近はアドヒアランスを用いるようになったことは以前お話しました。アドヒアランスは、「医師からの一方的な治療指針を患者が守るのではなく、患者も治療方法の決定過程に参加した上、 その治療方法を自ら実行する」ことです。一方persistenceという用語があります。アドヒアランスは「薬物を使用している状態であり、途中中断があってもいい」というニュアンスがありますが、persistenceは、「連続して薬物を使用している状態」を言います。緑内障治療薬におけるアドヒアランスは20-50%と言われていますが、persistenceは10%を下回ることがあると言われています。

緑内障の90%が病院にかかっていないことも併せると、(緑内障であっても治療が必要でない例も実は多いのですが)、10%×10%で、きちんと治療がなされている緑内障患者さんは、1%しかいない計算になります。

http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/16226511

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