川崎医科大学眼科の三木淳司教授と筆頭著者である荒木俊介先生のご厚意により、弱視眼の脈絡膜循環についての論文の共著者に、当院八百枝院長を入れて頂きました。
種々の疾患で視機能と脈絡膜循環には相関があることが知られていて、しかしながら弱視眼については研究が少なく、光干渉断層計を用いた本研究では、黄斑部脈絡膜厚は健常眼や僚眼よりも弱視眼で厚かった一方で、脈絡膜血管密度には差がなく、トータルで弱視眼では循環が良いことが分かり、このことは、視機能を補完するために循環が向上しているのかもしれないという内容です。
小生はデータ解析を担当しました。
「お知らせ」カテゴリーアーカイブ
緑内障についての講演会の座長を院長が務めました
令和2年12月3日第5回中越眼科疾患講演会がWEB開催にて行われました。北里大学医学部視覚病態学教授 木内良明先生より「緑内障道場-診断・治療の一手ご指南-」という演題名でご講演賜りました。座長は当院院長八百枝が務めました。
院長が座長を務めた講演会が行われました
令和2年11月11日第4回中越臨床眼科研究会がWEB開催にて行われました。北里大学医学部眼科学主任教授 庄司信行先生より「緑内障治療の選択」という演題名でご講演賜りました。座長は当院院長八百枝が務めました。
院長が責任著者を行った眼圧についての論文が発行されました。
無治療の高眼圧症例におけるGoldmann圧平眼圧計による眼圧測定では、60カ月で1.6~1.7mmHg下降したという報告(Bhorade; 2009)があり、健常眼でも2週間後で眼圧は下降したという報告(Peckmezci; 2011)がある。本研究は検者による眼圧値に対する影響を少なくするため、非接触眼圧計を用いて健常眼40例80眼の眼圧測定を5日連続して行った。二元配置反復測定分散分析において、左右眼とも5日間で眼圧変動はみられなかったが、一元配置反復測定分散分析において、初日の左眼眼圧のみ、他の検査日に比して低下がみられた。非接触眼圧計による眼圧測定は、安定した眼圧測定が行えると考えられたが、初日の眼圧測定のみ不安定な可能性があり、ベースライン眼圧を決定するためには注意を要する。
非常勤講師でもあるEvaluation of Changes in Intraocular Pressure with a Noncontact Tonometer in Healthy Volunteers新潟医療福祉大学における院長の初仕事で、責任著者を務めました。
令和1年度の手術実績につき
白内障手術(同時手術含む)808件(うち、多焦点眼内レンズ挿入術併用 72件)
緑内障手術 21件
硝子体手術 16件
翼状辺手術 18件
眼瞼下垂手術 12件
内反症手術 7件
霰粒腫摘出術 13件
網膜光凝固術 36件
虹彩光凝固術 20件
隅角光凝固術 9件
再び院長が座長を務めた講演会が開催されました
令和1年11月15日長岡市において眼科講演会「新潟オフサルモロジーミーティングin中越」が行われました。新潟大学医歯学総合病院眼科助教 栂野哲哉先生を招聘し、「エイベリス点眼液の有用性と適正使用」という演題名でご講演賜りました。座長は当院院長八百枝が務めました。
院長が座長を務めた講演会が行われました
令和1年11月13日長岡市において第3回中越臨床眼科研究会が行われました。神奈川リハビリテーション病院眼科診療部長 久米川浩一先生を招聘し、「身体障害者福祉法の施行規制の改正とスマートサイトについて」という演題名でご講演賜りました。座長は当院院長八百枝が務めました。
3歳児の瞳孔径と屈折につき
新潟医療福祉大学視機能学科長前田史篤先生のご厚意により、同助手である多々良俊哉先生の論文校正のお手伝いをさせて頂きました。静岡県藤枝市の3歳児検診で得られた、参加率95%強で1000名強の瞳孔径と屈折の基礎的データが示された論文です。日本人における今後の弱視治療のベースになりうる論文です。
WEB講演会の演者として発表しました
令和1年10月7日18時30分~「緑内障眼の眼圧変動について」というタイトルで、八百枝院長が講演しました。
当院院長と副院長が座長となった講演会が開催されました
2019年8月28日長岡市において、信州大学の平野隆雄先生と慶応義塾大学の芝大介先生を招聘し、講演会が開催されました。平野先生には糖尿病網膜症について、芝先生には新しい緑内障低侵襲手術についてご講演賜りました。各々福島淳志、八百枝潔が座長を務めました。30人弱の盛会に終わりました。関係各位に深謝申し上げます。