「院長ブログ」カテゴリーアーカイブ

新医院移転のタイムテーブルにつき

以前にもお伝えいたしましたが、現状新医院の建築が予定通り進められていますので、新医院への移転のタイムテーブルは下記の如くとなります。

現医院での診療は休日当番である平成26年5月25日(日)をもって閉院する運びになります。翌5月26日(月)~5月31日(土)までは移転準備のため、大変ご迷惑をおかけしますが、休診とさせて下さい。6月1日(日)は内覧会を執り行います。翌6月2日(月)~新医院での診療を開始する予定です。

新医院での診療時間につきましては、ウィークデーは30分延び、午前は8時30分~12時まで。午後は14時30分~17時30分までとします。土曜日は午前のみの診療です。日祝日は休診となります。

ただし、水曜日午後は手術日となりますので、原則外来業務は行いません。ご迷惑をおかけいたしますが、よろしくお願い申し上げます。

睡眠時無呼吸症候群と緑内障

昨日いびきと緑内障についての新知見をアップしましたが、睡眠時無呼吸症候群は緑内障と関連するという報告が数多くあります。原因は循環不全や、持続陽圧呼吸療法による眼圧上昇などの機序が考えられています。

本論文では、大規模なスタディでの睡眠時無呼吸症候群と緑内障の関連を報告しています。

http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/24555122

いびきと緑内障

いびきは上気道閉塞によって生じ、正常でも生じますが、種々の疾患が関与していることがあることが知られています。本論文はいびきと緑内障の関係を調べたもので、いびきは男性、肥満、高い収縮期血圧、若年、高い認知機能と関係したものの、これらの寄与因子を除外すると、開放隅角緑内障、閉塞隅角緑内障、網膜静脈閉塞のいずれにも関係がなかったと報告しています。

http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/24551196

 

白内障とサプリメント

加齢黄斑変性にはルテインとジアキサンチン摂取が有効であるとの報告がありましたが、白内障ではどうでしょうか?

マルチビタミンの長期摂取で白内障発症のリスクが低下したとの報告がありました。ただし、その効果はわずかであり、白内障発症の誘因は主には加齢性変化であると考えます。一方、加齢黄斑変性とマルチビタミン摂取の関連はなかったとのことです。

http://www.aao.org/newsroom/release/daily-multivitamin-supplement-use-decreases-cataract-risk-in-men.cfm

加齢黄斑変性とサプリメント

加齢黄斑変性は、欧米では高齢者の失明原因の第一位に挙げられ、日本人も徐々に有病率が増加している眼科的に重要な疾患です。症状としては、中心がかすんだり暗くなったりする、色覚やが低下する、明暗の差が分かりにくくなる、人の顔が判別しにくくなる、真っ直ぐな線がゆがむ、物の大きさに左右差がでる、などがあります。加齢黄斑変性には萎縮型と滲出型があり、後者は抗血管内皮増殖因子抗体の硝子体内注射の有効性が示されていますが、前者は残念ながら有効な治療法がないと言われています。しかしながら、ビタミンC、ビタミンE、ルテイン、ジアキサンチン、酸化亜鉛などのサプリメント服用により、病期の進行を抑えることが示されています。

本論文では、ルテインとジアキサチンが特に有効であると報告しています。

http://archopht.jamanetwork.com/article.aspx?articleID=1788227&utm_source=dlvr.it&utm_medium=facebook&utm_campaign=feed_posts%0A

 

 

Dua’s layerと緑内障

従来まで、角膜は5つの層によって成り立っていると考えられていましたが、昨年新しくDua’s layerが発見され、教科書を書き換えるくらいのインパクトのある報告がありました。

http://timesofindia.indiatimes.com/home/science/Indian-doctor-finds-new-cornea-layer/articleshow/30588849.cms

Dua’s layerは、コラーゲンでできており、角膜内の水分量のバランスを取るのに役立っているのでは?と考えられていますが、この度、房水の流出路である、線維柱帯の表面にもDua’s layerがみつかり、房水流出のメカニズム解明の一助になるかもしれません。

http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/24532799