緑内障診療において、従来より、緑内障治療薬が眼圧を下げること、眼圧を下げることが視野障害進行を抑制させる唯一根拠のある治療であること、は証明されていましたが、緑内障治療薬を用いることで視野障害進行を抑制させることについては、高いエビデンスレベルでの研究はなされていませんでした。この度、英国でのランダム化比較試験において、代表的な緑内障治療薬であるラタノプロスト点眼液が、視野障害進行抑制の効果があることが初めて証明されました。
https://www.carenet.com/news/journal/carenet/39282
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適切な緑内障治療について
米国眼科学会によると、50%以上の緑内障患者が適切な薬物治療を行っておらず、失明に至る重要な問題として提起しています。この問題を解決するために、1.点眼方法が間違っている時には正直に眼科医に相談すること、2.きちんと点眼が継続できない時には医師などに相談すること、3.定期的に点眼できるように、カレンダーを活用したり、例えば歯ブラシの脇に常に点眼瓶を置いておくなどの工夫をすること、4.下瞼をひっぱったりつまんだりして、点眼液が目に入りやすいよう、所謂ポケットを作ること、5.有用な保険を活用すること、6.例えばマリファナは眼圧を下げることが知られているが、もちろん副作用の方が強く、医療用の緑内障治療薬の方が有用であることを理解すること、などを挙げています。http://www.aao.org/newsroom/release/more-than-half-of-people-with-glaucoma-skip-or-improperly-administer-medications.cfm
年末年始の診療につき
年末年始の診療のご案内です。以下の如くになります。
平成26年12月29日(月)は午前のみ診療、午後は休診となります。
平成26年12月30日(火)~平成27年1月4日(日)まで休診となります。
新年の診療開始は平成27年1月5日(月)~となります。
よろしくお願い申し上げます。
緑内障における眼循環、眼底構造変化、視野障害に関する原著論文が掲載されました
院長は他施設の研究のお手伝いを依頼されることがあります。この度、微力ながらお手伝いをさせて頂いた研究の原著論文が雑誌「あたらしい眼科」に掲載されました。緑内障の本態は緑内障性視神経障害ですが、それを引き起こす要因として、眼圧のほかに従来より眼循環の関与が指摘されてきました。本原著論文では、正常眼圧緑内障において、視神経乳頭血流と視神経乳頭形態、網膜厚、視野指標との関連を調べたもので、互いに強い関連がみられ、視神経乳頭血流の循環動態を捉えることが、緑内障治療の一助になる可能性を示唆しています。共著者に名前を連ねさせて頂き、関係各位に深く御礼申し上げます。
高齢者の眼の健康を保つために
米国眼科学会によると、米国では65歳以上の6人に1人が、眼鏡などによっても矯正不能な視力障害を持つことを示唆しています。高齢者が視力を保ち、健康で自立した生活を長く続けられるよう、米国眼科学会では次の7項目を勧告しています。
(1)65歳になったら、眼科健診を1-2年に一度受ける。
(2)読み書きや運転、テレビ視聴などに支障が出る、物をなくす、物にぶつかる、足を踏み出すのを恐れる、何かを見る時に頭を傾げるといった、視力低下の徴候を知る。
(3)眼の健康に役立つ栄養素(ビタミンCおよびE、亜鉛、ルテイン、ゼアキサンチンなど)を含む健康な食生活を送る。
(4)たばこは吸わない。喫煙は白内障、加齢黄斑変性などのリスクを高める。
(5)血圧、コレステロール、血糖を正常値に保つ。
(6)定期的に運動する。
(7)戸外では紫外線100%カットのサングラスを使用する。
本日より新医院での診療開始です!
診療時間は8時30分~12時、14時30分~17時30分までとなっております。なお、日祝日、土曜日午後は休診となります。水曜日午後も新医院からは手術日となり、原則外来業務は行いませんので、お気をつけ下さい。
特に旧医院にかかって頂いた皆様方におかれましては、1週間の休診大変ご迷惑をおかけいたしました。心よりお詫び申し上げます。
医院内覧会
最終確認と皆様方へのお願い
本日もやおえだ眼科は休診です。また、土曜日も移転作業が続くため、休診となります。皆様方におかれましては大変なご迷惑をおかけし、重ね重ねお詫び申し上げます。
本日は外来診療のシミュレーションの最終確認です。皆様方にご理解を頂きたいことがあります。特に旧医院に昔からいらして頂いた方におかれましては、診療システムが大幅に変更となるため、とまどってしまうことが想定されます。主な変更点としては、1.バリアフリーに対応するため、医院が広くなり、その分動線が長くなります。2.院内処方から院外処方へと切り替わります。3.プライバシー保護の観点から、診察室は完全に個室になります。4.電子カルテではないのですが、種々の検査の画像管理など、極めて電子カルテに近いシステムが導入されます。これらは、患者さんからのニーズのみならず、各種法律や行政指導を遵守する目的で変更されることです。それらの変更点を勘案しますと、診療の待ち時間が長くなってしまうことが想定されます。旧医院からの患者さんにおかれましては、可能な限り旧医院のシステムに近い方法を取る予定でおります。従来よりいらして頂いた患者さん、並びに当院に初めて受診なさる方におかれましても、何卒ご高配頂きますようお願い申し上げます。
外来シミュレーションについて
本日もやおえだ眼科は休診です。新医院での診療開始は6月2日月曜日~となります。重ね重ね皆様方にはご迷惑をおかけします。
本日は大切な外来シミュレーションが行われる予定です。新しく入って頂いた副院長はもちろん、事務や視能訓練士も、様々な病院で経験を積んだベテランぞろいです。ですので、皆様方におかれましては安心して当院での診療を受けて頂けるかと思われます。しかしながら、例えば、病気や治療について説明する際に、同じ内容をお伝えしようとしているにもかかわらず、説明の仕方が人により異なってしまい、患者さんを混乱させてしまう可能性があります。また、患者さんのニーズにも応えていく責務がわたくしどもにはあると思っています。例えば、結膜炎やものもらいに対して、短時間での診療を患者さんが希望しているにもかかわらず、不必要な検査を行うことを、院長は好みません。一方で、より重篤な疾患を見逃しても行けないとも思っています。逆に、自分に病気がないか十分に調べて欲しいという方もおられるかと思われます。それらのニーズを傾聴しながら診療をしていきたいと思っています。そのような中で、院内で一定の決め事を模索する必要があります。今日がその日となります。6月2日には準備万端の上で、診療を開始していきたいと思っております。
若井宣雄氏の絵画について
本日も眼科八百枝医院は新医院移転作業のため休診です。今週末まで休診となります。皆様方におかれましては、多大なご迷惑をおかけし、深くお詫びを申し上げます。
長岡市を代表する洋画家、故若井宣雄氏のお孫さんは院長の幼馴染です。若井宣雄氏の絵画はいくつか所有させて頂いているのですが、院長が小さかった頃みかけたことがあった、旧医院が描かれた絵画が、今回の移転作業の際に何十年ぶりかにみつかりました。昔の眼科八百枝医院は、それはそれは立派なざくろの木があったのです。そのことを知っているのは、院長と最古参の事務の方だけですが、久しぶりにみた絵画に、二人とも歓喜しました。
昔からいらして頂いている患者さんの中にも、ざくろの木をご存じの方が多いかと思われます。6月1日日曜日の内覧会の際には、是非ともこの絵画をご見学にいらして頂けると幸いです。