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新潟大学医学部卒業 眼科八百枝医院院長 新潟大学大学院医歯学総合研究科視覚病態学分野非常勤講師 医学博士

若井宣雄氏の絵画について

本日も眼科八百枝医院は新医院移転作業のため休診です。今週末まで休診となります。皆様方におかれましては、多大なご迷惑をおかけし、深くお詫びを申し上げます。

長岡市を代表する洋画家、故若井宣雄氏のお孫さんは院長の幼馴染です。若井宣雄氏の絵画はいくつか所有させて頂いているのですが、院長が小さかった頃みかけたことがあった、旧医院が描かれた絵画が、今回の移転作業の際に何十年ぶりかにみつかりました。昔の眼科八百枝医院は、それはそれは立派なざくろの木があったのです。そのことを知っているのは、院長と最古参の事務の方だけですが、久しぶりにみた絵画に、二人とも歓喜しました。
昔からいらして頂いている患者さんの中にも、ざくろの木をご存じの方が多いかと思われます。6月1日日曜日の内覧会の際には、是非ともこの絵画をご見学にいらして頂けると幸いです。
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来院された皆様にお詫び申し上げます。

眼科八百枝医院は平成26年5月25日日曜日を持って閉院しました。現在、6月2日月曜日のやおえだ眼科開院に向けて、鋭意準備中です。昨日も多くの方が診察しにいらして下さいましたが、事務的な関係上、既に閉院届を提出しており、診察そのものが現在不可能な状態になっています。来院された皆様方には心よりお詫び申し上げます。
重ね重ねの告知ですが、今週末5月31日土曜日までは医院準備のため、休診となっております。皆様方におかれましては、何卒ご高配頂きますようお願い申し上げます。

現医院は閉院となりました

休日当番日であった本日16時30分をもって、現医院は閉院となりました。しかしながら、現在も新医院への引っ越し作業が継続中です。

現医院の建物は昭和50年に建てられたものと記憶しております。皆様方には長い間お世話になり、深謝いたします。今後は、より一層お世話になることがあるかと思いますが、よろしくお願い申し上げます。

なお、重ね重ねのご連絡ですが、明日26日月曜日~31日土曜日までは移転作業のため、眼科八百枝医院は休診となります。何卒ご高配頂きますようお願い申し上げます。

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当院にての手術につき

新医院では各種白内障手術、網膜硝子体手術、緑内障手術などを行いますが、現医院での仮予約を集計しますと、新規の白内障手術の手術日は最短で9月初旬となります。もちろん疾患の重症度や、運転免許更新などが理由で急ぎの手術が必要な方につきましては、可能な限り対応いたしますが、上述の件につき、何卒ご高配頂きますようお願い申し上げます。なお、仮予約をして頂いた方につきましては、順次お電話などで、検査日、手術日のご案内を差し上げます。よろしくお願い申し上げます。

医院移転に伴う休診につき

現医院である眼科八百枝医院は、5月24日(土)午前をもって、閉院となります。翌25日(日)16時~16時30分まで、長岡市の救急当番のため、診療は行いますが、あくまで救急対応ですので、診療内容は限られることにご留意ください。26日(月)~31日(土)までは新医院への移転準備のため、休診となります。皆様方にはご迷惑をおかけしますが、重ね重ねご高配頂きますよう、よろしくお願い申し上げます。

アジアにおける緑内障疫学調査について

アジアにおける緑内障についての疫学調査は、日本をはじめ多数の国で行われていますが、その他の地域に比べると原発閉塞隅角緑内障の発症頻度が高いことが知られています。しかしながら、一番多い病型は原発開放隅角緑内障(広義)で、中でも眼圧が低いタイプの正常眼圧緑内障が多いことも知られています。緑内障の危険因子については、白人と比べてアジア人では、近視が挙げられることが多いと言われています。

http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/24837853

新医院内覧会および開業日の交通規制につき

以前にも告知申し上げましたが、第65回全国植樹祭が本年は長岡市で行われます。それに伴い、5月31日(土)~6月2日(月)まで交通規制が行われます。以下のサイトで交通規制の時間と場所が確認できます。新医院内覧会が6月1日(日)9時~16時、診療開始が6月2日(月)8時30分~12時、14時30分~17時30分となります。皆様方におかれましては、留意していらして頂けると幸いです。

第65回全国植樹祭

 

乳頭出血の危険因子

前にも本ブログでアップしましたが、乳頭出血とは、主に視神経乳頭縁にみられる線状の出血であり、緑内障発症や病期の進行の危険因子として知られている眼科的所見です。乳頭出血の発症原因は未だ不明ですが、近年では視神経乳頭にある篩状板の形状の変化により毛細血管が破綻し、乳頭出血が生ずるとする仮説があります。

本論文は、乳頭出血が生ずる危険因子を調べたもので、片頭痛、視神経乳頭辺縁部の菲薄化、交感神経β遮断薬の全身投与、低い収縮期血圧、低い眼潅流圧を挙げています。

http://www.ajo.com/article/S0002-9394(14)00072-5/abstract

再発性角膜びらんの原因について

外傷などで生じる、角膜上皮が剥離する角膜びらんは一般診療上よくみられる疾患で、通常は点眼、軟膏、眼帯などの処置で数日で治癒します。再発性角膜びらんとは、角膜上皮とその下にある基底膜との接着が弱いために、一度治癒した角膜びらんを繰り返し生ずる状態を言います。かなりの疼痛を伴うことが多く、寝ている時に目を閉じながら眼球が動くため、まぶたと眼球との間に摩擦が生じ、起床時に発症することが多いことが知られています。治療としては、最近では治療用コンタクトレンズ装用により奏功するケースが増えてます。

本論文では、再発性角膜びらん患者の病因を調べたところ、軽度外傷の既往(39.3%)、角膜上皮基底膜ジストロフィー、レーザー屈折矯正角膜切除術(各17.1%)、レーザー光線による近視矯正手術(7.7%)の順で多かったことを報告しています。

http://journals.lww.com/corneajrnl/Abstract/2014/06000/Clinical_Presentation_and_Causes_of_Recurrent.6.aspx