緑内障手術と白内障手術

緑内障にしろ白内障にしろ高齢になるほど有病率が高くなるため、両疾患が合併している例は多く見受けられます。両者に手術治療が必要な場合、どちらを先に行うか、あるいは同時手術にするかには、議論が分かれるところです。代表的な緑内障手術である濾過手術を先に行う場合には、眼圧コントロールが良好で、手術を行う場所を任意に決定できるというメリットがある反面、術後浅前房になりやすく、早期に白内障手術を行った場合に、眼圧コントロールが落ちてしまうというデメリットがあります。白内障手術を先に行う場合には、緑内障術後浅前房になりにくいというメリットがある反面、手術する場所を白内障手術を行った場所から離さないといけないデメリットがあります。同時手術の場合には、患者さんの負担は少なくなりますが、どちらの手術の効果もやや落ちる傾向があると考えられます。

本論文では、眼圧コントロールが不良な緑内障眼に対する白内障術後、眼圧は下がったものの、多くの例で下がるレベルは不十分だったため、緑内障手術が必要だったと報告しています。

http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/24653751

緑内障手術と白内障手術」への2件のフィードバック

  1. 大阪市の多根眼科病院で1月9日に左目の落緑内障手術と白内障手術を同時に行いましたが2月1日になっても手術前より目がかすみ見えなく不安な日々です。

    1. 落屑緑内障は眼圧コントロールが難しく、手術加療を行っても、眼圧が不安定なことがあり得ます。お気持ちはよく察しできます。是非主治医に不安な気持ちをお伝えし、行える追加治療があれば一緒に検討されるのがよろしいかと思います。

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