メールをスパムかそうでないか、を判定させる方法としてMachine learning classifierという統計学的手法が用いられています。これは人工知能の一種で、AというメールはスパムでBというメールはスパムではない、と機械に教え込ませて、判定精度を向上させる方法です。
本論文は、光干渉断層計(OCT)で、Machine learning classifierを用いた緑内障診断を行っても、その診断力が向上しなかった、というものです。前述の通り、それだけ眼底所見のみの緑内障診断は困難であると言えます。