緑内障画像診断の限界について

今日、光干渉断層計を中心とした眼底画像解析装置を用いた緑内障画像診断が、疾患の補助的診断として有用であることが多数報告されています。しかしながら、緑内障診療ガイドライン(第三版)にも記載されているように、「視神経乳頭形態や神経線維層厚には個人差があり、緑内障眼と正常眼の間で測定された数値のオーバーラップがみられることや、解析装置の測定精度の限界などから、緑内障と正常を完全に分別することは未だ成功していない。」、「緑内障の診断には経験を積んだ眼科専門医の最終判断が必要である。」と考えられています。 本論文では、3つの眼底画像解析装置を用い、4つの診断方法を用いて緑内障診断力を調べたところ、後期緑内障の5-21%で見逃しがあり、これらの装置はあくまで臨床的に緑内障性視神経症の有無が微妙な症例の補助診断として用いるべきと報告しています。 Can Automated Imaging for Optic Disc and Retinal Nerve Fiber Layer Analysis Aid Glaucoma Detection?

緑内障画像診断の限界について」への3件のフィードバック

  1. 10年前に綠內障疑うと診断された。ずっと3か月毎に受診して、眼圧は安定している。毎回散瞳薬で眼底検査されて、散瞳薬の副作用ありますか?点眼薬はミケランLA2%とキサラタン。眼底検査は毎回必要ですか?

    1. 散瞳薬の副作用については閉塞隅角緑内障であれば急性緑内障発作のリスクが、また、長期使用の場合にはアレルギーなどの副作用がありえますが、3か月に一度の眼底検査は珍しいことではありません。眼底検査の必要性につきましては個々の症例によりますので、主治医に聴いてみるといいかもしれません。

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