世界の緑内障の有病率について

緑内障の有病率は加齢とともに増加することが知られています。本研究は、過去のデータをメタアナリシスで解析し、世界における現在の緑内障の有病率と、高齢化および人口増加が進む将来の有病率の予測を行ったものです。
現在、世界の緑内障有病率は3.54%で、原発開放隅角緑内障はアフリカ人に多く、原発閉塞隅角緑内障はアジア人に多いとのことです。2013年の時点で、世界の緑内障患者は6430万人で、2020年には7600万人、2040年には11180万人に増加することが予測されます。原発開放隅角緑内障において、男性は女性よりも多く、都会生活者は郊外居住者よりも多かったということです。

http://www.aaojournal.org/article/S0161-6420(14)00433-3/abstract

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