夜間低血圧と緑内障について

眼圧が常に統計学的に規定された正常値に留まる原発開放隅角緑内障(広義)は、正常眼圧緑内障と呼ばれ(緑内障診療ガイドライン(第三版))、その発症および病期の進行にの原因として、眼圧のほかに眼圧非依存因子の関与が推定されることも多いと言われています。一方、虚血性視神経症は、早朝突然生じる下方半視野障害が特徴的な疾患ですが、正常眼圧緑内障は、眼圧が比較的高いタイプの原発開放隅角緑内障(狭義)と比べて、下方視野障害の頻度が多いことが示唆されており、正常眼圧緑内障の一部に、虚血性視神経症の病態が含まれているとも言われています。虚血性視神経症の発症の要因として、夜間低血圧に伴う眼循環障害が示唆されていますが、本論文では、正常眼圧緑内障で夜間低血圧を有する症例では、視野障害進行が早かったことを報告しています。 http://www.aaojournal.org/article/S0161-6420(14)00363-7/abstract

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