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院長が責任著者を行った眼圧についての論文が発行されました。

無治療の高眼圧症例におけるGoldmann圧平眼圧計による眼圧測定では、60カ月で1.6~1.7mmHg下降したという報告(Bhorade; 2009)があり、健常眼でも2週間後で眼圧は下降したという報告(Peckmezci; 2011)がある。本研究は検者による眼圧値に対する影響を少なくするため、非接触眼圧計を用いて健常眼40例80眼の眼圧測定を5日連続して行った。二元配置反復測定分散分析において、左右眼とも5日間で眼圧変動はみられなかったが、一元配置反復測定分散分析において、初日の左眼眼圧のみ、他の検査日に比して低下がみられた。非接触眼圧計による眼圧測定は、安定した眼圧測定が行えると考えられたが、初日の眼圧測定のみ不安定な可能性があり、ベースライン眼圧を決定するためには注意を要する。
非常勤講師でもあるEvaluation of Changes in Intraocular Pressure with a Noncontact Tonometer in Healthy Volunteers新潟医療福祉大学における院長の初仕事で、責任著者を務めました。