緑内障は、世界中の国で、中途失明の原因疾患として上位にランクされている重要な病気です。我が国でも緑内障は現在失明原因の第一位です。一方で、緑内障は、早期に発見し早期から治療を継続すれば、失明する可能性の低い病気になってきています。緑内障による失明を減らすには、出来るだけ大勢の人に緑内障という病気を知ってもらうことが大切です。
世界緑内障連盟 (World Glaucoma Association) は、毎年、3月に世界緑内障週間として、緑内障という病気の啓発活動を世界中で展開します。この期間のことを、世界緑内障週間World Glaucoma Weekといいます。
啓発活動の一環として、ライトアップinグリーン運動があります。本年も当院は参加させて頂きました。
月別アーカイブ: 2020年3月
眼底像から推定視野の作成を試みた論文につき
新潟大学眼科の後輩の論文に、院長が共著者として名前を載せて頂きました。研究内容は最新の光干渉断層計から得られた眼底の「en-face画像」を視野検査の測定点を対応させて、網膜神経線維層欠損の有無を判定、そこから手間のかかる視野検査の代わりに「推定視野」を作成するという内容です。