眼圧は右眼⇒左眼の順に測定すると左眼圧が低く算出されることが示唆されています。原因は最初の眼圧測定が不慣れであったり、強い目つぶりが生じたり、等、様々な仮説があります。今回、緑内障214例428眼について、右⇒左⇒右⇒左もしくはその逆の順番で眼圧測定を行うと、左右眼にかかわらず、測定順に眼圧が下降し、その眼圧変動の原因として、プロスタグランジン関連薬投与が示唆されました。プロスタグランジン関連薬による眼瞼の変化が、眼圧変動に関係するものと考えました。下記リンクから、当該論文が閲覧できます。
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講演会の座長を務めました
2018年8月29日ニューオータニ長岡において、当院副院長福島と院長八百枝が座長となり、中越眼科疾患講演会が催されました。演者は武蔵境眼科医院副院長、東京医科大学眼科兼任講師であられる村松大弐先生と、東京慈恵会医科大学眼科学講座主任教授中野匡先生のお二人でした。各々、糖尿病黄斑浮腫および緑内障治療につきご講演賜りました。中越地区の眼科医その他30名強が集まる盛会でした。大変勉強になる会となり、関係各位には深く御礼申し上げます。