Beaver Dam Eye Studyという、5000人(43歳~84歳)を対象とした大規模な前向き研究が、アメリカで行われており、現在まで多数の有益なデータが公表されています。米国眼科学会によると、本研究で、1988年~2013年まで、視力障害の発症率と生活習慣の関連について調べた結果、この20年間強の間で視力障害の発症率は5.4%で、座る生活が多い人では6.7%の人が視力障害になったのに対し、週3回以上運動する習慣があった人は2%のみが視力障害になったと報告しています。また、非飲酒者の視力障害発症率は11%であるのに対し、週1回未満の機会飲酒者の発症率は4.8%であったと報告しています。