あらゆる慢性疾患の中で、緑内障治療薬を継続できる割合が極めて低いことはよく知られています。本論文は、継続できない危険因子を追跡調査したもので、居住や職場の地域、緑内障治療薬の数、ピロカルピン投与(有効な緑内障治療薬ですが、縮瞳するため、みえ方が変わるという副作用があります)、緑内障と診断された年度(2004年以前)、主治医の性別(男性)が挙げられています。一方、継続しやすい因子としては、プロスタグランジン関連薬投与、病院での治療、ケアの継続などが挙げられています。
あらゆる慢性疾患の中で、緑内障治療薬を継続できる割合が極めて低いことはよく知られています。本論文は、継続できない危険因子を追跡調査したもので、居住や職場の地域、緑内障治療薬の数、ピロカルピン投与(有効な緑内障治療薬ですが、縮瞳するため、みえ方が変わるという副作用があります)、緑内障と診断された年度(2004年以前)、主治医の性別(男性)が挙げられています。一方、継続しやすい因子としては、プロスタグランジン関連薬投与、病院での治療、ケアの継続などが挙げられています。