従来より、糖尿病は疾患による続発緑内障のみならず、原発開放隅角緑内障の危険因子と考えられています。原因は毛細血管のストレスによる循環不全やそれに伴う眼圧上昇などによるといわれています。メタアナリシスを用いた本論文では、糖尿病、その罹患期間、空腹時血糖が緑内障の危険因子であり、糖尿病患者における緑内障の相対危険度は1.48、眼圧は健常と比べて0.18mmHg上昇すると報告しています。
http://www.aaojournal.org/article/S0161-6420(14)00697-6/abstract?cc=y